キプロス共和国いってきた。
今からちょうど1カ月前にホストシスターの結婚式の招待状を受け取り (
click)、ダメ元でフランキーがキプロス滞在のビザを申請した。
待つこと2週間半、ホテルや航空券も予約して引くにも引けない状態だったが奇跡的に出発の前日に発行されたので晴れて二人で旅立った。
ウィンブルドン行ったりして結構呑気に待ってたけど。
僕たちはバカンスを兼ねてキプロスの南東部、アヤナパという街に1週間滞在した。
気温30度、適度に乾燥した空気で常にそよ風が吹いているというマンチェスターと対極にある恐ろしく快適な気候だ。
件の結婚式は、7月3日にアヤナパにある修道院でギリシャ正教会のしきたりに則って行われた。
この修道院は12世紀に建設されたもので、その起源は7、8世紀まで遡ることができる。
修道僧の宿舎や鐘楼は外にあるが本体の祭壇は洞窟の中にある。
ホストシスターは幼少時にこの修道院で洗礼を受けてキリスト教徒になった。
彼女の両親はキプロス人だが、彼女はイギリスで生まれているのでイギリス国籍だ。
彼女はイギリスでカレッジを卒業した後に単身でアメリカに移住して、現在の夫と出会うことになる。
そして彼女の夫はアメリカ国籍だが、彼女の夫の両親の母国語はスペイン語だ。
ちなみに彼女の兄もイギリス国籍だが、その兄は現在中国人と婚約している。
たぶんこの新郎新婦の子供は将来スワヒリ語を話すカナダ人とでも結婚するんじゃないかと僕は踏んでいる。
それでもたぶん結婚式はこの修道院でやるんだろう。
どうか末長くお幸せに。
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